こんにちは、マンモスいちご園です!
2021年の営業は5月23日をもって終了いたしました。
ありがとうございました!
今回でおそらく6回目の「ひとやすみ」。
園長が「今年はひとやすみ、書かなくてもいいかなあ」と言うと、オーナーが「この記事だけは書かなきゃだめです!」と、さとされて今年も無事この記事を皆さまにお届けできています。
そういえば、今シーズンはお客さまから、
「このいちご園はどこの会社(組織?)がやっているのでしょうか?」とよく聞かれました。
そこで、「私たちがやっているんですよ~」というと、
「はて?」といった反応が返ってくる、というようなことが多かったです。
園も最初のころから比べるとかなり大きくなっていて、スタッフも増えたりしているので、
実態が私たちの個人事業であることが分かりにくくなってきました。
そこで、ご存じの方も多いとはおもいますが、ふだんアピールをする機会もすくないので、
すこしだけマンモスいちご園のしくみをご紹介したいとおもいます!
マンモスいちご園は2015年にスタートしたいちご農園で、私たち夫婦ではじめました。
あたらしく農業で起業することを「新規就農」といいますが、それにあたります。
2020年にそれまであったハウスを1号館とし、新たにすぐ横に2号館をつくりました。
このころからスタッフも増やし、施設もかなり広くなったので、私たちも役割分担をするようになりました。
主に苺の栽培や収穫を担当する「園長」(もじゃもじゃのおじさんの方)と、
主に接客・サービスを担当する「オーナー」(ニコニコしてるおねえさんの方)という感じです。
たまに「どっちがえらいの?」と聞かれることがありますが、もちろんオーナーの方がえらいです!
もともと拡張していくつもりはなくて、生活が成り立つ範囲でやれればいいし、少し幸せにお仕事ができればいい、と思っていました。
けれど、だんだんとお客様に来てもらえるようになった3年目の頃から、「朝7時に並んでも定員オーバーで入れないいちご園」になってしまい、入れなかったお客様から怒られてしまったり、残念な気持ちにさせてしまったりすることが増えてしまいました。
いちご農園にくればいちごが食べられる、と私たちだって普通は考えます!
目指した幸せとはなんだろうと、よく考えた時期でした。
そして、大人になったのに怒られるのはいやだし、お客様の需要にも可能な限りこたえたい、ということでマンモスいちご園を広げていくことになりました。
ですが、これがものすごく大変な道のりの始まりでした!
拡大したことで、多くのお客さまをご案内できるようにはなりましたが、一人ひとりのお客様の満足度を下げてしまうのはいやです。
いちご園が大きくなっていっても、私たちが大切にしたいなあとおもっていることは、出来るだけそのまま大切にしたい。
でも、私たち二人でやれることには限界がある。
このジレンマに苦しみながら、ここまできたのがマンモスいちご園の正体です!
これからもマンモスいちご園は、少しずつ大きくなっていくとおもいます。
たまに昔の規模感がなつかしく思うこともあります。
でも、私たち夫婦やマンモスの中身はできるだけ変わらずに、ずーっとここにいるつもりです。
もしよければ初めての方はまた来シーズンに、マンモスに遊びにきてみませんか?
一度きたことがある方も、改めてマンモスの様子をみにきてみませんか?
また皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
それでは、2022年シーズンにまたお会いいたしましょう。
今シーズンもありがとうございました!