うるせえ!誰がなんと言おうと、おれがおもしろいと思っているんだからやるんだ!
、というお話し。
私の尊敬する、ゼミの教授がおっしゃった言葉である。
この方、優しく、温和な語り口が特徴の先生で、
説明等もたいへんわかりやすく、
その講義に始めて出席したときから、
この人のもとで勉強させてもらいたいなあ、と思って、
それから三年ほどお世話になった。
私が、大学に通ってよかったなと思えるのは、先生と、そのゼミの仲間に出会えたことが大きい。
今の私の価値観は、その頃に感じたことにかなりに影響されてると思う。
ほんと、たのしかったなあ。
話をもどすと、
大学のゼミなので、もちろん卒論もそのゼミの専攻に沿ったテーマを設定をすることになるのだが、
そのテーマ設定でいろいろ悩んでいるときに、先生がおっしゃったのが、冒頭のことばである。
自分がおもしろいと思ったことをやらないと、意味がない。
他の人に何を言われようと。
そういう気持ちで書かれた論文は、やっぱりおもしろいらしい。
この言葉に込められた熱量が好きで、今でもよく思い出しては、気合を入れる。
普段はやさしく微笑んでいる先生がおっしゃったからこそ、こんなに印象に残っているのかな。
あと、先生のフランス料理、またごちそうになりたいな。